2023年11月24日
令和5年 第46週 (11月13日~11月19日)
■県内概況■
第 46 週のインフルエンザの定点あたり報告数は 21.96 と前週と比して大幅に増加し、中和地区西部では定点あたり報告数が 41.00 と警報基準値「30」を大きく上回り、感染が拡大しています。
周囲の人にうつさないよう、普段から手洗いや咳エチケット等の基本的な感染対策を心がけましょう。
アデノウイルスが原因となる咽頭結膜熱(プール熱)の定点当たり報告数は 5.26 と依然高い水準で推移しています。
感染力が非常に強いため、感染者との密接な接触は避け、石けんと流水によるこまめな手洗いを励行しましょう。
感染症胃腸炎の定点当たり報告数は 4.53 と増加し、特に南部地域での報告数が急増しています。
感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12 月の中旬頃にピークとなる傾向があるので、注意しましょう。
A 群溶連菌咽頭炎の定点あたり報告数は 3.71 と高い水準で推移しています。
治療には抗生物質が用いられます。
処方された抗生物質は全て飲み切るようにしましょう。
■第46週のトピックス■
インフルエンザの発生状況について(令和5年11月17日厚生労働報道発表)
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日本の輸入感染症例の動向について(国立感染症研究所)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年11月24日更新)